うろたんさんのプロフィール
お名前 |
うろたんさん |
ブログ |
http://blog.livedoor.jp/urotann/ |
性別 |
男性 |
現在の年齢 |
34歳 |
受験回数 |
10回(官報合格までの受験回数) |
合格年度 |
2009年(官報合格年度) |
合格科目 |
簿記論 財務諸表論 法人税法 消費税法 住民税 |
利用している予備校 |
TAC |
受講形態 |
通学とWEB通信 |
合格に役に立ったオススメの教材・書籍など |
TAC全般の書籍・会計人コース |
受験時の職業 |
公認会計士事務所勤務 |
その他、任意のプロフィール |
高校を卒業して、税理士になりたいと受験資格である日商簿記1級を目指しましたが、相当の時間を要しました。ようやく合格して税理士試験を受験しましたが、なかなか合格できなかった時期もありましたが、最後の4年間は連続で合格することができました。 |
1.簿記論・財務諸表論
4月からは、基礎問題を何度も解き直しました。同じ問題を5回から6回は解いてみて、間違いが見つかった場合は、応用問題でもしっかりとインプットしました。
また、ミスノートを作成して、同じミスを繰り返さないよう心がけました。
計算問題は、最後の一月になると、いかに、「必ず解くところ」と「捨てるところ」を見極められるかだと思います。その選択が合否を分けるといっても過言ではないように思えます。
財務諸表の理論は、意味を理解しながら、何度も繰り返して教科書を回転しました。意味を理解しながら暗記したので実務でもたいへん役に立っています。
なぜ、そのような注記をするのか、考え方があるのかを物語のように頭にイメージできると良いかと思います。
2.消費税法
簿記論・財務諸表論と同様に、ミスノートを作成しました。ミスした日・ミスの内容・正しい回答を記入して、そのミスノートを回転していました。試験当日は、そのノートの回転だけで見直しは完了しました。
消費税法は、講師がよく言っていましたが、取引判定がたいへん重要と思います。
取引判定を、いかに、順序良く行っていき正しく導くかが大切です。その次に、納税義務の有無の判定や基準期間の課税売上高の計算ではないでしょうか?
このあたりは、直前の時期に何度も問題を解きました。
取引判定は、いろいろな事例が出題されますので、迷わずに瞬時に結論を出せるかにかかっているような気がしました。最後まではいかなくても、バランスよく問題を回答できるよう、何度も模擬問題をといておくと安心すると思います。
理論に関しては、体系的に覚えておいたおかげで、事例問題には対処しやすかったです。
理論の暗記数は、30問程度をある程度覚えたくらいです。
3.法人税法
レギュラーコースで初めて1年間で合格することができました。
普段から、実務でも携わっていたので、わかりやすかったのですが、やはり、回を増すごとに難易度は高かったです。心がけたのは、この税法も「ミスノート」はしっかり作成して、回転しました。
計算は、同じ問題を最低3回から4回は解きなおし、試験委員に採点していただける解答用紙の作成に、とても神経を使いました。読みやすい文字・数字を書いて、言葉もあいまいな事を記入しないように心がけました。決して、計算の点数が、専門学校の試験では良くなかったのですが、根拠をいかにしてわかりやすく伝えるかを考えながら試験に臨むようにしていたので、本番も、戦いやすかったです。
理論に関しては、暗記は苦手でしたので、A・Bランクくらいと、法人税法の根幹的な理論をいくつか覚えた程度でした。暗記というより、理解を住しました。
運良く、事例形式の問題でしたので、お客様に説明するような感じで回答を作成しました。
4.住民税
この科目も、ミスノートを作成して・回転しました。
ボリュームも少ないので、計算問題は、7回から8回は解きなおしたと思います。
ボリュームが少ないだけに、捨てるところはないので、計算は完全に理解しました。
計算の教科書も回転させて、穴をなくしたので、本番では、専門学校基準の採点で満点でした。
理論は、重要論点のみ、しっかり押さえました。もちろん、理解を中心として暗記をしていきました。
計算と理論をリンクさせて理論暗記しましたので覚えやすかったです。
5.全体的に言えること
最初の4年間は、合格がまったくありませんでした。今思えば、合格するため学習スタイルではなかったような気がします。
本気で、自分の体・頭に叩き込むことを考えて挑んだ最後の6年間は、それなりの結果が出せたと思っています。学習時間は、最後の4年については、4時間程度、土日は12時間は使いました。
結婚も10年前にして、妻や会社のみなさん、両親、すべての支えがあったためここまでの時間が確保できました。本当に受験環境は大切だと思います。
高校卒業で、仕事をしながら、結婚をしていても、何とか合格できるものです。
ある学校長の言葉ですが、「100回受験したら99回合格できるレベルまで鍛える」そのくらいの強さが、この試験には必要かもしれません。
税理士という資格を取得できた今、私は、そのすべての方々に感謝するとともに、受験されている方へのアドバイスができれば幸いです。アドバイスにもならないようなことばかりですが、お役に立てば幸いと思い投稿させていただきました。
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