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睡眠時の記憶

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ここでは、心理学者のJ・G・ジェンキンスによる睡眠時の記憶についての研究をご紹介します。

ダレンバックとジェンキンスは、記憶の保持率について、就寝前と就寝後とではどちらが高いかという実験を行っています。
10個の無意味な語句を覚えさせた後、睡眠を取らせ、その後、1、2、4、8時間後に被験者を起こし、無意味な語句をどれだけ覚えていたか実験をしました。次に同じ実験を、被験者に睡眠を取らせないで行いました。
一回目の実験と、二回目の実験との差は、記憶後に寝たか寝ないかの違いだけでした。


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睡眠時と覚醒時の忘却曲線




点線が、睡眠時の記憶の保持率、
実線が、覚醒時の記憶の保持率です。

この結果、学習してすぐに睡眠した場合は、最初の2時間でほぼ5割忘れ、その後ほとんど忘れることがありませんでした。
睡眠をしない場合は、記憶は減少し続け、8時間後には9割近くも忘れてしまいます。
つまり、起きていると忘却が著しく、覚えた直後に就寝した方が記憶の保持率が高いということが明らかになったわけです。
眠っている時は意外と忘れにくいということです。

暗記は、夜の寝る前に行うことが効果的と考えられるわけです。
徹夜して勉強するより、規則正しい生活を心がけ、しっかり睡眠をとるようにすることが大切なことも分かります。

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